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エンタメ・ゲームEntertainment & Games

日本の顔ぶれ

アメリカの対応企業

ディズニーDIS

Walt Disney Co

エンターテインメント44.5%、エクスペリエンス38.3%、スポーツ17.2%の3セグメント(外部顧客への売上高の割合)。エンターテインメントはスポーツ以外の映画・番組制作を含む。売上高は94.4十億ドルで、日米8社のなかで最大。東京ディズニーリゾートは、ディズニーのライセンスに基づいてオリエンタルランドが所有・運営し、ディズニーはその売上に対するロイヤルティを得る。

  • 売上高15.0兆円
  • 純利益2.0兆円
  • 時価総額29.2兆円
  • 株価107.02USD
  • 掲載企業内シェア62.5%
  • 決算期FY2025 · 米国基準
対応する日本企業
  • バンダイナムコホールディングス
  • オリエンタルランド
  • ソニーグループ
  • 任天堂

ネットフリックスNFLX

Netflix, Inc.

動画配信だけの会社で、報告セグメントが1つしかない。地域別は米国・カナダ44.2%・欧州中東アフリカ32.1%・中南米11.9%・アジア太平洋11.8%。売上高の36.3%がコンテンツの償却費で、営業利益率は20.6%→26.7%→29.5%と3期続けて上がった。5期とも無配。2025年11月ごろに1株を10株に分割している。売上高45.2十億ドル。

  • 売上高7.2兆円
  • 純利益1.7兆円
  • 時価総額47.2兆円
  • 株価71.57USD
  • 掲載企業内シェア29.9%
  • 決算期FY2025 · 米国基準
対応する日本企業
  • ソニーグループ
  • 任天堂
  • バンダイナムコホールディングス
  • オリエンタルランド

テイクツーTTWO

Take-Two Interactive Software, Inc.

Rockstar Games、2K、Zyngaを通じてゲームを開発・販売する。家庭用ゲーム機、スマートフォンやタブレット、パソコン向け。米国が売上の59.2%。

  • 売上高1.1兆円
  • 純利益▲473億円
  • 時価総額6.2兆円
  • 株価209.37USD
  • 掲載企業内シェア4.4%
  • 決算期FY2026 · 米国基準
対応する日本企業
  • 任天堂
  • ソニーグループ
  • バンダイナムコホールディングス
  • オリエンタルランド

ロブロックスRBLX

Roblox Corp

利用者が体験を作り、共有し、一緒に遊ぶプラットフォーム。米国・カナダが61%。5期とも当期損失だが、営業活動によるキャッシュ・フローは5期とも黒字。

  • 売上高7,763億円
  • 純利益▲1,691億円
  • 時価総額5.1兆円
  • 株価45.52USD
  • 掲載企業内シェア3.2%
  • 決算期FY2025 · 米国基準
対応する日本企業
  • 任天堂
  • ソニーグループ
  • バンダイナムコホールディングス
  • オリエンタルランド

カードの下にある「対応する日本企業」は、その米国企業と事業が重なる会社です。

規模の比較

日米の掲載企業の売上高の比較(円換算)ディズニーFY2025 · 米国基準15.0兆円ソニーグループ2026年3月期 · IFRS12.5兆円ネットフリックスFY2025 · 米国基準7.2兆円任天堂2026年3月期 · 日本基準2.3兆円バンダイナムコホールディングス2026年3月期 · 日本基準1.3兆円テイクツーFY2026 · 米国基準1.1兆円ロブロックスFY2025 · 米国基準7,763億円オリエンタルランド2026年3月期 · 日本基準7,045億円

日本企業(オレンジ)と米国企業(青)を同じ物差しで並べています。

日米の構造の違い

ゲームだけの会社は多くない

日米8社を並べると、事業の広がり方がかなり違います。

「エンタメ・ゲーム」という業界名でひとまとめにしていますが、同じ物を売っている会社の集まりではありません。

任天堂はハードを作り、テイクツーは作らない

任天堂は有価証券報告書で、主な製品を「ゲーム専用機」と説明し、これを「携帯ゲームやホームコンソールゲームのハードウェア及びソフトウェア」と定義しています。本体もソフトも自社で手がける会社です。

テイクツーは10-Kで、自社を「interactive entertainment(双方向の娯楽)の開発・出版・販売」と説明し、Rockstar Games、2K、Zyngaを通じて製品を出すとしています。対象は家庭用ゲーム機、スマートフォンやタブレット、パソコンで、本体は作りません。

ソフトの部分で正面から重なります。

ロブロックスは「作る場」を売っている

ロブロックスは10-Kで、自社を「immersive gaming and creation platform(没入型のゲームと創作のプラットフォーム)」と説明し、利用者のコミュニティを「explore, create, and share(探索し、作り、共有する)」よう招くとしています。

会社が作った作品を売るのではなく、利用者が作ったものを利用者どうしが遊ぶ場を提供する形です。ほかの会社とは事業の性格そのものが違うため、正面から重なる相手を置いていません。

バンダイナムコホールディングスとディズニーは、広げ方が似ている

バンダイナムコホールディングスの4事業は、トイホビー(玩具)、デジタル(ゲーム等)、映像音楽、アミューズメント(施設)です。

ディズニーの3セグメントは、エンターテインメント(映画・番組)、スポーツ、エクスペリエンス(テーマパーク等)です。

どちらも1つの作品やキャラクターを、商品・映像・施設へ広げていく形をとっています。扱う作品は違いますが、事業の組み立て方はよく似ています。

オリエンタルランドは、ディズニーのライセンスで東京ディズニーリゾートを運営する

東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを所有・運営しているのは、ディズニーではなくオリエンタルランドです。2社の書類は、どちらも相手の名前を挙げてこの関係を書いています。

★★香港・上海とは書き方が違います。ディズニーは香港ディズニーランド・リゾート(持分48%)と上海ディズニーリゾート(持分43%)を連結していると書く一方、東京ディズニーリゾートは「第三者」が所有・運営するとしています。オリエンタルランドの有価証券報告書の大株主の状況(上位10名)と関係会社の状況にも、ディズニーの名前はありません。

★★ロイヤルティの金額が出ているのは、オリエンタルランドの側だけです。提出会社(オリエンタルランド単体)の売上原価明細書に、2026年3月期の「ロイヤルティー」が420億48百万円と載っています。ディズニーの側では、エクスペリエンス部門の売上の区分「Parks licensing and other」(スポンサー・共同ブランド、不動産の賃貸と販売も含む。2025年9月期は23億61百万ドル)に入っていて、東京の分だけの金額は開示されていません。料率はどちらの書類にも書かれていません。

★ディズニーのエクスペリエンス部門(テーマパーク・リゾート・クルーズ船と消費者向け商品のライセンス)の2025年9月期の売上高は361億56百万ドル(約5兆7,391億円)、オリエンタルランドの2026年3月期の売上高は7,045億39百万円です(決算期は半年ずれています)。

オリエンタルランドの売上は、全額が日本国内

オリエンタルランドの有価証券報告書は、地域ごとの売上高について「本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません」と記載しています。★★日米8社のなかで、本国以外での売上が無いのはオリエンタルランドだけです。ほかの会社は、地域別の売上高で本国以外の売上を開示しています。

(いずれも各社が開示した地域別の売上高に占める割合で、当サイトの計算。地域の分け方は会社ごとに違います)

ソニーグループは2025年10月に金融事業を分離した

ソニーグループの有価証券報告書には、2025年9月にソニーフィナンシャルグループ(SFGI)を東京証券取引所プライム市場に上場させ、2025年10月に金融事業のパーシャル・スピンオフを実行したと記載されています。同社が保有するSFGI株式の持分比率は16.40%となり、SFGIは連結子会社から除外され関連会社になりました。

これに伴い、金融事業は非継続事業に分類されています。当サイトが載せている売上高は、この分類を反映した有価証券報告書の経営指標等によるものです。

規模の差が大きい

売上高をページ下部のレートで円に直すと、いちばん大きいのはディズニー(約14兆9,882億円)、いちばん小さいのはオリエンタルランド(7,045億39百万円)です。ディズニーの売上高はオリエンタルランドの21.27倍です。

★オリエンタルランドの次に小さいのはロブロックスで、オリエンタルランドの売上高はロブロックスの0.91倍です。

★米国の4社だけでも、ディズニー(944億25百万ドル)とロブロックス(48億91百万ドル)で19.31倍の開きがあります(ドル建てのまま計算)。

売上高の図は日米8社を同じレートの円で並べているので、日本の4社とも比べられます。

よくある質問

任天堂のアメリカ版はどこですか?

ゲームのソフトという点でもっとも近いのはテイクツーです。ただし任天堂はゲーム機の本体も自社で開発・製造しており、テイクツーは本体を作りません。事業の範囲は完全には一致しません。

オリエンタルランドのアメリカ版はどこですか?

★★★ディズニーです。東京ディズニーランド・東京ディズニーシーはディズニーのライセンスに基づく施設で、オリエンタルランドが所有・運営しています。オリエンタルランドの事業(テーマパークとホテル)は、ディズニーの3部門のうちエクスペリエンス部門の、テーマパークとリゾートにあたります。★★ただし立場は逆です。ディズニーは自社のIPをライセンスして、東京ディズニーリゾートの売上に対するロイヤルティを受け取る側です。オリエンタルランドはロイヤルティーを支払い、施設を運営する側です。★規模は、ディズニーの売上高(約14兆9,882億円)がオリエンタルランド(7,045億39百万円)の21.27倍です。

オリエンタルランドはディズニーの子会社ですか?

★★★子会社ではありません。ディズニーの10-K(2025年9月期)は、東京ディズニーリゾートを所有・運営するオリエンタルランド(OLC)を「a third-party Japanese corporation」(第三者の日本企業)と書いています。同じ10-Kで、香港ディズニーランド・リゾート(持分48%)と上海ディズニーリゾート(持分43%)は連結していると書いているのとは扱いが違います。★★オリエンタルランドの有価証券報告書でも、大株主の状況(上位10名)と関係会社の状況に、ディズニーの名前はありません。筆頭株主は京成電鉄(自己株式を除く発行済株式の20.00%)で、同社が「その他の関係会社」です。★2社をつないでいるのはライセンスの契約です。オリエンタルランドは「一定料率にしたがって」ロイヤルティーを支払っており、提出会社(単体)の売上原価明細書の「ロイヤルティー」は2026年3月期に420億48百万円でした。ディズニーは東京ディズニーリゾートからのロイヤルティを、エクスペリエンス部門の「Parks licensing and other」(2025年9月期は23億61百万ドル。スポンサー・共同ブランド、不動産の賃貸と販売も含む区分)に計上しており、東京の分だけの金額は開示していません。

任天堂の売上高が前の期から大きく増えているのはなぜですか?

有価証券報告書の数値は、2025年3月期が1,164,922百万円、2026年3月期が2,313,051百万円です。★★会社は経営者による分析で、2025年6月に発売したNintendo Switch 2 のハードウェアの通期販売台数が1,986万台、専用ソフトが4,871万本だったと記載しています。★★利益の伸び方は違います。営業利益は27.5%増にとどまり、会社が公表している売上総利益率は61.0%から39.3%へ下がりました。★当サイトは利益率が下がった理由を説明しません。会社が理由を数値で示していないためです。くわしくは任天堂の個票をご覧ください。

なお同じ有価証券報告書のセグメント情報の注記には、当連結会計年度から製品の区分を「Nintendo Switchプラットフォーム」「その他」から「ゲーム専用機」「IP関連収入等」に変更した旨が記載されています。

ソニーグループはゲーム会社ですか?

有価証券報告書には、ゲーム&ネットワークサービス、音楽、映画、エンタテインメント テクノロジー&サービス、イメージング&センシング ソリューション(イメージセンサー)などの分野が挙げられています。ゲームは分野の1つです。

分野ごとの売上と利益は、ソニーグループの個票の「部門ごとの売上と利益」で確認できます。有価証券報告書のセグメント情報から書き写したものです。

ロブロックスの時価総額はどこから取っていますか?

★★2026年8月21日から表示しています。同社はクラスA・クラスBの2種類の株式があり、米国SECのXBRLでは種類ごとに株式数が登録されているため、当サイトの自動取得が合計を作れず、それまで空欄でした。★Form 10-K・10-Qの表紙には合計が印字されています。2026年6月30日に終了した四半期の10-Qの表紙に「2026年7月15日現在、クラスA 669,992,988株・クラスB 44,382,953株」とあり、合計714,375,941株を一次資料として登録しました。★推計した数値を載せることはしません。

ディズニーはゲームを作っていないのですか?

ディズニーの10-Kは、事業をエンターテインメント、スポーツ、エクスペリエンスの3セグメントで説明しています。ゲームだけの内訳は開示されていないため、当サイトでは規模を示せません。開示されていないことを推測で補うことはしません。

数値はいつ時点のものですか?

決算数値は各社の直近の年次報告書(米国は10-K、日本は有価証券報告書)によります。決算期は会社ごとに異なり、ディズニーは9月末、テイクツーは3月末、ロブロックスとネットフリックスは12月末、日本の4社は3月末です。株価と時価総額はページ下部の更新日時点の値です。

注記(2件)
アメリカの対応企業
日米それぞれの開示資料(年次報告書・有価証券報告書)でセグメントを突き合わせ、重なりを確認できたものだけを載せています。どこがどう重なるかは下の「日米の構造の違い」で説明しています。
取扱銘柄一覧の日付は、SBI証券 2026年8月19日更新 公式・DMM 株 日付の記載なし 公式・松井証券 2026年10月7日更新 公式・三菱UFJ eスマート証券 日付の記載なし 公式。
規模の比較
米ドルはページ下部のレートで円換算しました。会計基準が異なるため、売上高の範囲は完全には一致しません(各社の基準を併記しています)。上のカードの「掲載企業内シェア」は、掲載した米国企業4社の売上高合計に占める割合です。世界市場でのシェアではありません。

出典

売上高・純利益は各社の直近の通年決算(米国企業 FY2025・FY2026/日本企業 2026年3月期)によります。出典は米国SEC(証券取引委員会)の年次報告書(10-K)、金融庁EDINETの有価証券報告書、株価はYahoo Finance。金額の円換算は1米ドル = 158.73円、株価と時価総額は1米ドル = 158.25円。

投資判断は自己責任で行ってください。

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数値は更新時点のものです。最新の情報は各社の開示資料をご確認ください。

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